ルーブル美術館
ルーブル美術館へ行って参りました。本当はここまで回れるとは思っていなかったので喜び勇んで行って来ました。美術館と言いながらその近代的なエントランス、大きさ、沢山のエスカレーターはまるで新宿高島屋が５軒分集まったような感じです。「世界のルーブル」と言わせるだけのことはあります。あまりに沢山の絵・工芸品で、ざーっと見ながら自分の気に入った絵だけ名前を控えることしかできませんでしたが、それでも有名どころは押さえてきました。
「世界の微笑み」にはとりあえずお目にかかって参りました。この絵が本物かどうかも怪しいんだそうですが、一応「世界の」微笑みでございますので、ガラスパック内です。そして黒山の人だかりです。この絵の壁の向かいに同じくレオナルドダビンチの描いた「洗礼者ヨハネ」の絵があります。黒をバックになかなかハンサムなヨハネがニヤリと人差し指を上に向けている絵なのですが、それがまるで「ふっ、モナリザだけが絵じゃないぜ。俺も宜しくな。」と言っているようでした。私はこちらのヨハネの方が絵としては気に入りました。
サモトラケのニケです。前から何てカッコイイ彫像だ！と思っていたのですが、実物はもっと格好良かったです。何でも最近このニケの右手が見つかったとかで、その右手は高々と掲げている像だとか。是非ミュージアムショップでレプリカを買って帰ろう！と思っていたのですが、形が形だけに、既に満杯のトランクには入れられなかったのと、結構いいお値段をしていたのもあって、今回は泣く泣く断念しました。
これ又黒山の人だかりの「ミロのビーナス」です。以上３点については、これほどの山のような美術品の中でも「ビーナスこちら」「ニケあっち」「モナリザ向こう」と表示が出ているくらいの目玉です。複製よりも本物の方が顔がニヤニヤしているように見えてしまって仕方なかったのですが何故でしょう？
中庭です。中庭もさすがに昔は宮殿だっただけのことはあります。公開はしていませんでしたがきちんと手入れされていました。